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五木寛之「百寺巡礼第六巻 関西」

関西のお寺はなじみが薄いですね。最初の三寺の他は知りませんでした。

高野山 空海、真言宗
青岸渡寺 那智の滝、補陀落都会 第一番札所
道成寺 安珍と清姫
粉河寺 紀の川、西国三十三観音霊場
観心寺 如意輪観音座像、空海、役行者、楠木正成
弘川寺 西行、役行者、真言宗醍醐派
鶴林寺 聖徳太子播磨の法隆寺
亀山本徳寺 宗教都市 寺内町
大念佛寺 融通念仏宗
四天王寺 和宗
IMG_20181110_080107百寺巡礼関西
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片倉佳史「観光コースでない台湾」

2005年発行。片倉さんは1969年生まれ、初めて台湾を旅したのは1991年で、その後暮らすようになったそうです。私と同世代。

台湾とは何か、地域 首都 族群 言語 中国

開発時代、日本統治時代、国民党中華民国管理下時代、現代の台湾の歴史と地理と文化が記されています。
観光ガイドのようなタイトルですが、私のように台湾のことを知りたい人にとてもよい本です。◎

読めてよかったと思う本でした。また、台湾に行く時に読みたいです。

面白かった。

IMG_20180809_221414観光コースでない台湾




梅原猛「日本の霊性 越後・佐渡を歩く」

2004年発行。1925年仙台生まれなんですね。
梅原さんは大昔に無理して読んだことがあるのですが、その時は話がよくわかりませんでした。

この本は旅をして歴史の思いや印象を綴った紀行文みたいな感じですが、面白かった。
ストレートな言い方で、視点するどく知性溢れ、写真もよかったです。

謙信、親鸞、安寿と厨子王、日蓮と佐渡の話を中心に読みました。新潟に行くときがあれば、もう一度じっくり読みたいです。

IMG_20180507_213433日本の霊性佐渡

五木寛之「百寺巡礼第七巻 東北」

山寺(立石寺)、中尊寺、毛越寺、黒石寺、瑞巌寺、
会津の勝常寺、常磐 いわきの白水阿弥陀堂、山形の本山慈恩寺、津軽 弘前の長勝寺、恐山。

東北のお寺は、比叡山天台宗の円仁の影響が大きいそうです。

勝常寺を開いたのは徳一という方。最澄と5年も書簡で論争したそうです。お寺はのちに真言宗の寺になりました。

IMG_20171009_094627百寺巡礼東北

太宰治「津軽」

太宰治は教科書の走れメロス以外で初めて読みました。

津軽の方に興味があるときで、有名な作家の名前の本なので読みました。

小説ではなく、旅エッセイでしょうか。初めの方は、じりじりした心の中の話と、郷里の情報です。
心の中の話も、なるほど有名な作家のお話で引き込まれるところがあります。

すごいのが、最終章。静かなのに勢いがあって感動すら沸いてきます。
語彙もすごい。すごいっていう言葉を使いすぎていますが、短いお話ですがそう思いました。

「翌る朝、従姉に起こされ、大急ぎでご飯を食べて停車場に駆けつけ、やっと一番の汽車に間に合った。きょうもまた、よいお天気である。私の頭は朦朧としている。二日酔いの気味である。ハイカラ町の家には、こわい人もいないので、前夜、少し飲みすぎたのである。脂汗が、じっとり額に湧いて出る。爽かな朝日が汽車の中に射込んで、私ひとりが濁って腐敗しているようで、どうにもかなわない気持である。
・・・
やがて、十三湖が冷え冷えと白く目前に展開する。浅い真珠貝に水を盛ったような、気品はあるがはかない感じの湖である。波一つない。船も浮かんでない。ひっそりしていて、そうして、なかなかひろい。人に捨てられた孤独の水たまりである。
・・・
この辺からそろそろ国防上たいせつな箇所になるので、れいに依って以後は、こまかい描写は避けよう。
・・・
さて、古聖人の獲麟を気取るわけでもないけれど、聖戦下の新津軽風土記も、作者のこの獲友の告白を以て、ひとまずペンをとどめて大過ないかと思われる。まだまだ書きたい事が、あれこれとあったのだが、津軽の生きている雰囲気は、以上でだいたい語り尽くしたようにも思われる。私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」

太宰さんの言葉そのままです。

IMG_20170928_224332津軽










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