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京極夏彦「書楼弔堂 破曉」

テレビで魍魎の匣のアニメをやっている影響で、久しぶりの京極堂です。

時代は明治。主人公は古本屋「弔堂」の主龍典さん。本と探す人をつなげて
問題が解決するんですね。物語は元武士で無職の高遠さんの視点で
すすんでいきます。京極堂と関口くんの関係みたいです。

短編でそれぞれの物語に泉鏡花とか巌谷小波、じょん万次郎といった有名な
人が出てきます。勝海舟のしゃべりはおもしろかった。

本屋の話ですが怪も混ざって京極堂の世界を満喫。面白かった。

20140530_061923書楼弔堂破曉
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大沢在昌「狼花 新宿鮫Ⅸ」

今回は不良外国人、広域暴力団、ネット取引などがでてきます。
なんといっても話の中心は、出稼ぎにきた中国人明蘭が日本人明子になり
闇のビジネスの世界に入っていくストーリイ。明蘭はこれからも活躍する予感を感じさせるラストでした。

長いシリーズですが、ネタがつきませんね。
いろいろな事件がありましたが、鮫島氏の警察内の立場は変わりませんね。
20140524_074743狼花

里文出版「世界の鍵と錠」

鉄でできた錠と鍵がメインで、写真もたくさんあります。

第一章 和錠の歴史 では、文学から錠と鍵に関する記述をひろっています。
712古事記、720日本書紀、797続日本書紀、BC8後万葉集、源BC11初氏物語
などに記載があったそうです。よく探したものだと思います。

645大化の改新で律令制度が採用され、701制定の大宝律令やその他もろもろの
法律から「錠と鍵」に関連する記述も探しています。鍵や錠の保管や行使、管理
責任についての決め事があったようです。錠で保管している物は、食糧倉庫、武器庫、
公文書・帳簿、印章などでしょうか。

技術的な話はあまりありませんが、アジア型の錠の構造と作動原理は記載がありました。
自分には難しいですが、雰囲気だけわかりました。

第二章はヨーロッパの鍵と錠です。
エジプト錠、神殿錠、鎌状鍵、ラコニア鍵、ローマ錠、ウォード錠の原理。
これらは扉につける錠と鍵のようです。和錠は南京錠のみたいなやつです。

現代主流のシリンダー錠は、1848年に米国コネチカット州の銀行錠技術者で
あったライナス・イェールが発明した鎖錠機構で、息子が改良し、これとレバー
タンブラー錠の組み合わせたもので、150年以上前に発明されたものなのですね。


20140506_003058世界の鍵と錠


配管百科編集委員会「配管百科」

「配管」のすべてがわかる! 本です。

写真もいっぱいあり、仕事で配管を扱う人にはいい本だとおもいます。
私は配管に接していないので、斜め読みでしたが。
配管職人の漫画もあります。

目次を写すと、
1.配管の世界 2.管・パイプ 3.ホース・チューブ
4.管継手・フランジ 5.弁・バルブ 6.配管付属品
7.配管副資材 8.3配管工具 9.流体機械
10.配管ができるまで 11.配管工という職業
12.配管トラブル 13.配管と環境 14.配管をしるためのガイド
15.技術データ

20140505_183600配管百科

誉田哲也「あなたの本」

7つの短編集です。
「帰省」はサスペンスな感じの現代の話。
「見守ることしかできなくて」は少しほっとする結末。
「天使のレシート」はほんとの天使が出てきて意外。星さんを思い出す。
「最後の街」は夢枕さんを思い出す世界の話。

ちょっとこわい話ですが、人のこわさだったり、人智を超えるところの
こわさだったりいろいろな話がありました。

20140504_153403あなたの本

誉田哲也「アクセス」

どんな内容かわからず、誉田さんの読んでいない本だったので手に取りました。

ありふれた高校生とありふれていない高校生が登場。
ありふれた高校生が主人公ですが、ありえない不可解な事件に巻き込まれます。

サーバの中の世界は、映画「BOX」(題名合っているかな)の世界に少し似ている
ように思いました。

なんでそうなるの?という疑問は解決されませんが、最後は少しは救いがあったかな。

平成15年の第4回ホラーサスペンス大賞選考会で特別賞作品だったそうです。
ホラーサスペンス小説という前情報がなくて読むと、最初はびっくりしますね。

20140412_154447アクセス
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