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西川治「マスタードをお取りねがえますか。

タイトルが気になりました。

マスタードをお取りねがえますか。というのはイギリスのマスタードクラブという
洒落のようなクラブの会員の符丁だそうです。Pass me the mustard,please.

欧米人と食事するとかならず一度や二度耳にする言葉で、手を伸ばせば取れる
ところの調味料でもかならずとってもらうそうで、日常よく使う言葉Pass meを符丁に
しているのは、いかにもイギリスっぽい洒落た話です。

カメラマン西川さんの食べ物エッセイ。
いろいろな国の話があって、面白かった。

エビ、オイスター食べたくなる。

20140920_181029マスタードをお取りねがえますか。



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大沢在昌「ライアー」

主人公は40代前半子持ちの女殺し屋。
国家機密費で極秘に組織されている機関に属して活動している設定です。

表社会の夫の不審な死から、物語が展開していきます。
誰かの言葉は真実か嘘か、先を予測する能力の高いスーパー主人公が
切り開いていくのです。いつのまにか殺し屋を応援しているかも。

設定や世界をつくるのがうまいですね。面白かった。

20140913_065638ライアー

奥田英朗「噂の女」

一人の噂の女の、結末のないショートストーリーがつながっていきます。
昔の同級生の噂の女からはじまり、気になる女から危なそうな女になっていき・・・

だんだん本性がわかってくる感がミステリーです。

これで終わり?という結末ですが、終わりなのでしょう。

奥田さんは外れません。

20140906_072713噂の女2

杉山正明「クビライの挑戦」

モンゴル帝国について書かれた本です。あまりなさそうですね、

モンゴルというと、暴力、破壊、強奪、抑圧、搾取、野蛮、非文明といった負のイメージも
あるのではないでしょうか。ところがそんなことはなく、その後の時代の中国のネガティブ
キャンペーンの影響が強いと言っています。

全体的には、ある程度学べたのですが、わからないことが多いのだな、という印象です。
負のイメージは本当か?そんなことはないという視点で書かれていますが、わからない事を
モンゴルに都合良く解釈していないか、と思うところもあります。

「モンゴルシステム」という言葉が出てきますが、今一つ理解できませんでした。

学んだところ、感想、気になったことなど
・「マルコポーロ」という名の誰まか、と言っている。マルコポーロは実在しないという説があったのだ。
・東南アジアのイスラム化はモンゴルシステムを片方で担ったムスリム商人の到来とともに始まった。
・永楽時代の鄭和の大航海はモンゴルシステムの産物
・鄭和の大艦隊の主要商品はモンゴル時代にイスラム世界で需要が高く元代後期に大量生産体制がとられた景徳鎮
・ゆるやかな主導の組織力をもって物流を進んで演出し自ら通商の利潤によって存在する国家はクビライ国家が初めて
・十三世紀から十四世紀にかけてクビライ率いる超広域国家のモンゴルがユーラシア東西にまたがる規模でそういう方式を事項したのは確か
・商業に関して「意識革命」にちかいものがモンゴル時代にユーラシア規模で起こったのかもしれないが実証できない
・モンゴルの税制、銀だて取り引き

20140906_072622クビライの挑戦








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