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杉森千紘「そうだ、台湾いこう」

台湾旅エッセイです。
ブログネタを本にした感じです。旅を楽しんでいるのが伝わり、友だち言葉で話してる感じ。サラリクスリと読めておもしろかった。ホステルっていうところに泊まる旅スタイルのようですが、情報もけっこうあってよかった。
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真保裕一「黄金の島」

ベトナムが舞台の小説を読みたくて、再読しました。
2004年発行、1988年~1995年のボートピープルという言葉を聞いた時代、海外に行き貧困から抜け出したいベトナムの若者と日本のヤクザの物語です。舞台はホーチミンが中心で、ダナンが少し出てきます。社会主義国家なんですよね。この小説の時代と今では様変わりしていると思いますが、今はどんな感じなのでしょうか。前回読んだ時に比べると、時代が変わった感を感じます。
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今村昌弘「屍人荘の殺人」

第7回鮎川哲也賞受賞作、2017年発行です。巻頭に受賞の言葉、巻末には選考経過と選評が掲載されていました。
最初に荘の見取り図、登場人物紹介があり、久しぶりの王道ミステリーを読みました。
まさかゾンビが出てくるとは、まさか密室殺人とは、まさかクールな探偵少女比留子が意外と純情だったりドッキリ発言したりするとは。
まさかまさかの展開で、ゾンビ知識も深まります。そういえば話題の映画「カメラを止めるな」もゾンビ映画の話で、たまたま同じ時期に見たけど、どっちも面白い。
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江崎道朗「知りたくないではすまされない」

2018年12月発行 ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと、という副題。
江崎さんは1962年生まれの評論家。安全保証、インテリジェンス、近現代史に知見を持った方。2016年米大統領選でヒラリーを応援し有利とする報道一色の中、トランプ当選の可能性を指摘する本を出し、当選後に注目されたそうです。
江崎さんの言う通り、トランプ当選後から今現時点でも、アンチトランプ目線の報道しか耳に入っていなかったので、偏っていたんだな、感じました。
共和党の説明が多く民主党のマイナス面を語っているので、トランプ路線支持の話のような感じですが、文中ではそういう訳ではない。両方見るのが大事と語っています。報道とは違う見方を教えてくれて、そうかも、と思う説得力があり、日本はどうしたらよいかという持論も語られていてとてもおもしろかった。
・独立と平和は与えられるものではなく勝ち取るもの
・(第一のポイント)自国を守れる防衛力をもつまでは、米軍のく救援が必要だ。アメリカは同盟国を見捨てることはある
・DIME(外交、重宝、軍事、経済)の四分野で戦略を考えること
・軍事は増強して中国の脅威に自力で対応するちからをつけること
・経済は減税して景気回復うぃ財政再建を優先すること
・1984年ワインバーガー・ドクトリン 米軍外国派遣は国民国会の賛成が必要 保守系評論家が批判 サマーズ大佐はベトナム戦争配線の教訓で軍隊を行動させる前の支持を取り付けるほは必要と反論
・1945年第二次対戦後米民主党ルーズベルト、英チャーチル、露スターリンでヤルタ会談。勝手に領土の取り決め、ソ連の北方4島権利の根拠。2005年息子ブッシュがヤルタ会談を批判
・(第二のポイント)マスコミに報じられないだけでアメリカは一枚岩ではない。このことは中国、韓国をはじめとするほとんどの国で当てはまる
・ニューディール連合は国家社会主義勢力
・共和党の「伝統主義者」と「個人の自由至上主義者(リバタリアン)」の対立。レーガン(1981~89)が連合主義で対立を解消。ネオコン(民主党左派の転向者で軍を派遣して民主主義を輸出する派)と組、外交政策はネオコンに引っ張られる。
・(第三のポイント)アメリカの対外政策をめぐる「強い日本派」と「弱い日本派」、「孤立主義」と「干渉主義」、「アメリカ・ファースト」と「ネオコン」、この三つの対立軸を理解すること
・(第四のポイント)北朝鮮や台湾有事の準備は、ハワイにあるインド太平洋軍司令部とそこと関係する民間の軍事会社・シンクタングが担当している。ここが動いたら有事が近い、そうでなければ大統領や国防総省が強硬発言しても慌てる必要はない。日本を取り巻くアジア太平洋の危機はハワイのインド太平洋軍の動向に注目せよ
・インテリジェンスが担当する4分野
①情報を収集すること。盗むことも含む
②相手にそれをさせないこと・防諜、スパイ監視
③宣伝・プロパガンダ ホワイトプロパガンダは広報活動、ブラックプロパガンダは虚偽情報などあらゆる手段で相手を追い詰める外交工作
④秘密工作や謀略活動
・オバマ民主党政権によるアメリカ封じ込め政策への反発がトランプ共和党政権を裏から支えている。トランプを支える保守はの議論が正しいと私は主張しているわけではない。トランプを支持する保守はの議論を正確に理解しておくことが必要だと主張しているにすぎない。日本のマスコミが報じるリベラル派や民主党系の言論人によるトランプ批判だけを読んでいては、アメリカの政治の動向を読み間違えるから
・(第五のポイント)インテリジェンス、とくに中国の軍事的脅威や共産主義に対する米軍や保守派の情報戦を理解すること
・(第六のポイント)政治にとってもっとも大切なのは経済・景気。トランプ政権のスキャンダルや人事抗争ばかりを報じるマスコミ報道ではなく、経済政策と株価を含む景気の動向によって政権の浮沈を判断する
・繰り返すがアメリカは一枚岩ではない。対外政策からざっくり分けると「リベラル派」「現実主義派」「反共保守派」の三つ
リベラル派:弱い日本派、中国共産党との強調でアジアの安定を保つ、民主党左派系と国務省やCIAがこの位置
現実主義派:多数派、アメリカ主導で中国との軍事バランスを維持しながらアジアの安定を維持、ワシントンD.C.は国防総省ふくめこの派が支配的
反共保守派:共和党保守派や民主党の反共派、中国の軍事的対等に対抗するために強い日本を支持、インド太平洋軍司令部やアメリカ海兵隊もここに含まれる。リベラル派による家族解体政策と戦っている草の根保守もどちらかといえばこの立場。こうした反共保守派の支持を得て大統領に当選したのがトランプ
・(第七のポイント)このままでは中曽根政権の時のようにトランプ政権は日本に失望し再び中国と密約を結ぶ可能性は十分にある。インドネシア軍幹部の「アメリカは敵と味方を取り違える天才だ。よってアメリカから誤解されないよう、注意深く、かつ粘り強くアメリカの指導者に働きかけなければいけない」という警告
・軍事的にも経済的にも頼りになる同盟国になってはじめてトランプ政権は日本の国益についても配慮する。
・(第八のポイント)自らの国益は与えられるのではなく勝ち取るもの。戦うことを避けたくには他国から支配される。米中貿易戦争を保護主義と批判するマスコミだけでなく、軍事や外交だけを問題にする日本の一部の保守派や改憲論者の見方も時代遅れ。DIMEという概念を知ること
・日本の三つのカード「金融」「外交」「ロジスティクス」

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辻村深月「鍵のない夢を見る」

2012年発行 短編が5編、犯罪の被害者だったり、犯罪者だったり関係者のお話です。
窃盗、放火、DV ストーカー、逃亡殺人犯、誘拐の話ですが女性視線の人間ドラマでもありました。
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誉田哲也「あの夏、二人のルカ」

2018年発行 バンド少女、ガールズバンドの物語です。
武士道シックスティーンとかジウとかもそうですが、強くてトラウマを抱えた少女の描きがいいです。
高校生と大人になってからと、同時に進みます。最後に話が進展して、続きを読みたいと思いました。
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